5月上旬でございますのに、この肌寒さといったら・・・
皆様、ご体調を崩されていらっしゃいませんでしょうか。
さてと・・・この気候だし、何を着ていこうかしら・・
長野県ほどではないでしょう、と思いながら、
久し振りに京都へ出掛けてまいりました。
今回の旅の目的は、京都劇場での大好きなミュージカルの
観賞でございます。
一泊二日という強行スケジュールもなんのその‼
元気いっぱいのわたくしでございます。
修学旅行生でごった返す駅周辺、
何処へ行っても人、人、人・・・
でもせっかく京都に来たのだし、
どこか一ヶ所ぐらいは訪ねてみようかな、ということで、
今回わたくしが訪ねたのが、
修学旅行コースによく入る三十三間堂の東側にございます、
「養源院」でございます。
浅井長政公の院号「養源院」がお寺様の名前になっています。
三十年程前に一度だけ拝観させて頂いた事を思い出しながら、
ゆっくりと本堂へ向かいます。手を合わせ頭を下げて、
入りました正面で、俵屋宗達の獅子図がお出迎えしてくれます。
奥に進みますと、宗達の松の襖絵、白い象の描かれた杉戸・・・
「これ、日本史の教科書で見たことあるかも・・・」
お寺様が一つ一つ丁寧に説明もしてくださいます。
数奇な運命を辿った、浅井、豊臣、徳川の
眠る場所だそうでございます。
徳川二代将軍秀忠公と夫人の崇源院様のお位牌には、
菊、桐、葵の紋が入っていらっしゃいます。
つい先日、お位牌の『殿』の字について、
話してくれた上司の顔が浮かび、
長野に帰ったら、初めてそれを見た事を話そうなどと
思いながら次へ・・・
この続きはまたお話させて頂きたいと存じます。
つ・づ・く・・・